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アベノミクスで、誤ったレジームに基づく誤った政策が用いられるのはなぜか?

まさに今のリフレ派経済学者と安倍晋三にふさわしい言葉です。

片岡剛士(かたおかごうし)
『為政者が誤ったレジームに縛られると、誤った政策が繰り返し用いられるという「政策の罠」に陥ります。
誤ったレジームに基づく誤った政策が為政者にとって意図せざる結果をもたらした場合、それは「実施が不十分である(完全に実施されたわけではない)」「他の効果が作用した」などと説明され、危機的状況に陥らない限り、誤った政策が継続して実行されてしまいます。
なぜ、時に為政者は誤ったレジームに縛られ、そして「政策の罠」に陥ってしまうのでしょうか。この問いに対しては、為政者が誤った観念にとりつかれている可能性と、政策の失敗を認め、レジームを転換することが為政者にとって損失をもたらすという可能性を指摘することができます。
前者はジョン・メイナード・ケインズが『雇用・利子及び一般理論』の中で強調した、「どのような知的影響とも無縁であると自ら信じている実務家たちも、過去のある経済学者の奴隷であるのが普通である」といった指摘に、後者はジョージ・スティグラーやゲーリー・ベッカーが強調した、「為政者や圧力集団、有権者といった政治主体も、政治市場において利害というインセンティブに導かれて行動する」という指摘に端的に表れています。経済政策決定過程における観念や利害は、為政者が持つレジームに影響を与えると考えられるのです。』
「アベノミクスのゆくえ 現在・過去・未来の視点から考える」 (光文社新書)p.86より

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経済学という学問

小室直樹「経済学をめぐる巨匠たち」(ダイヤモンド社)のまえがきより抜粋

『経済学者というのも特殊な存在である。そもそも、経済学の父アダム・スミスは倫理学の先生、リカードは株屋、マルサスは牧師、ミルは東インド会社の書記、マルクスに至ってはルンペンであった。経済学者という職業が登場したのは最近のことで、世界で最初の経済学者はマーシャルである。
日本の状況を見ても面白い。以前、経済学の入門書で話題になった本がある。一つは予備校の先生が書いた物、もう一つは経済担当大臣であり経済学者と称する人が書いた物。両方を比較してみた時、前者の方が遙かに良い。予備校の先生は執筆の理由として、日本の経済危機を救うためだと書いた。経済担当大臣の本には、そんなことは書かれていない。何のための学問なのか、わかっていないのだ。だから、予備校の先生のほうが大臣や経済学者と称する人々よりも遙かに優れている。
経済学も経済学者も真に奇妙なものである。
これから、この経済学という不思議な学問の世界を読者の皆さんと共に探求していきたいと思う。

平成十五年 色取月 
小室直樹』

「経済担当大臣であり経済学者と称する人」って、竹中平蔵のことでしょうか?
「予備校の先生」って誰のことでしょうか?

ともかく、この本はオススメです。


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建設業の供給制約は公共事業のマクロ経済効果が無いことの根拠にならない。

『そして、支出の規模と時間に合わせて考慮する必要があるのが、建設業の供給制約の問題です。当初予算で計上された金額以上の公共投資を行うには、国からの依頼を新たに受けるだけの余裕が建設業にあることが必要ですが、現状ではその余力は失われています。
建設業の供給制約の要点は、以下の五つのポイントとしてまとめることができるでしょう(小林真一郎・中田一良(2013))。
最初のポイントは、建設業の規模の減少です。(中略)
2点目は、建設業の就業者の高齢化です。(中略)
3点目が、建設工事が特定地域に集中していることです。(中略)
4点目が、建設業の雇用不足感が高まる中で、特に技能労働者の不足感が高まっていることです。(中略)
最後のポイントが、鉄鋼・セメントと言った建設資材の不足です。(中略)
さて第3章で見たように、90年代の公共投資は実体経済を下支えする以上の経済効果を持ち得ませんでした。』

以上、片岡剛士「アベノミクスのゆくえ」p.255より

3点目を除いてすべてが、公共事業費を長年にわたって削減し続けてきたことによる結果です。
公共事業予算を段階的に10~15兆円規模に拡大することを政府が確約すれば解消する問題です。
むしろ、供給制約があることによって建設業の賃金の上昇が起こり、建設業以外の業種への波及効果が起こります。
つまり、デフレ脱却です。

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日本でだけ名目賃金の継続した下落が続いたことが日本でだけデフレが続いたことの原因であり、
平均給与の継続した下落の原因の最大の要因の一つが公共事業悪玉論による公共事業の削減なのです。

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ニューディール政策は古典派経済学によって不十分な財政支出にとどまった

不況からの脱出に財政政策は効果がほとんど無い、と反ケインズ経済学者はいいますが、実際はそうではありません。大恐慌当時も今も、反ケインズ派(古典派とその流れを汲む新古典派)はキリスト教原理主義者のようにセイ法則にとりつかれているのです。

小室直樹 『国民のための経済原論〈1 バブル大復活編〉』 (カッパ・ビジネス) より

『ニューディール政策の多くは、あまりにも革命的でありすぎたため、つぎつぎに連邦最高裁によって違憲判決が下されたほどであった。ローズベルト大統領は、仕方なく、親ローズベルト的法律家を、多数、最高裁判事に任命して、やっと合憲判決をせしめるという戦術をとらざるをえなかった。
ニューディール政策は、当時のアメリカにとって、これほど革命的。普通の人びとの会話において、「あいつはニューディーラー」だと言えば、戦前の日本において、「あいつはアカだ」というくらいの意味であった。』

『せっかくTVA(テネシー渓谷開発公社)などの設備投資増大政策をとっても、古典派(反ケインズ派。当時のアメリカにおいては、圧倒的多数派であった)に反対されると、すぐよろめく。そんなに設備投資をして政府支出を激増させると財政は破綻しますぞと諫められると逡巡する(ためらう)。』

『大恐慌が実際に終わりを告げたのは、防衛支出と戦争が経済に活気を与えた1941年に入ってからであった」(シャノン『大恐慌』)』




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安倍晋三の日本解体計画

安倍晋三が日本を永遠に成長できない国にするべく努力している。
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主要先進国で賃金の低下が続いているのは日本だけ。
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日本人の賃金低下に拍車をかけるのが外国人労働者の受入なのである。
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このままでは日本は永遠に成長できなくなる。
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関岡英之/安倍内閣の「成長戦略」(1)「外国人労働者受入れ拡大」
http://asread.info/archives/827

有本香/「移民ではなく、外国人労働者」 という詭弁は幾重にも罪深い
http://ironna.jp/article/436

ジャン=マリー・ル・ペン/仏・移民排斥党創設者 23年前から日本の移民受け入れに反対
http://ironna.jp/article/1019

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専門職の質を確保することは国民の利益にかなうこと。

とある経済学者が保育士や介護士の参入障壁を取り除くべきだと本に書いていたのでこの記事をよく読んで反省して頂きたい。
※岩田 規久男 (著) リフレは正しい アベノミクスで復活する日本経済(PHP研究所)

保育士による児童虐待事件:真犯人は韓国政府
セウォル号事故も同じ、市場原理を無視した規制がもたらした悲劇
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42730
2015.01.22(木) アン・ヨンヒ

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円安でも輸出が伸びず、貿易赤字が拡大! リフレ派の誤算

金融緩和で円安株高をおこして輸出拡大すれば日本はデフレから脱却できる、と唱えていたリフレ派はこの事態をどう釈明するのでしょうか?
欧米の経済が回復を待て、それまで緩和を続けろ、と言い始めるのかもしれません。
ヤレヤレ
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アラン・メルツァー教授は量的緩和を批判した

FRB研究の第一人者でカーネギーメロン大のアラン・メルツァー教授に聞いた。

 ――2008年の金融危機後の未曽有の量的緩和は効果を生みましたか。

 「FRBの行動は愚かだ。準備預金を積み上げただけで経済を巡るマネーは増えていない。米国の問題は実体経済。銀行も企業も巨額のお金を抱えるが投資が起きない。理由は増税や規制強化。1930年代後半、増税を加速させたルーズベルト大統領時代と同じだ」

2013/12/24付日本経済新聞 朝刊

http://www.nikkei.com/article/DGKDZO64487350U3A221C1FF8000/

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テーマ : 思うこと
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小山和伸の”大間違い”

文明の衝突を見ずして仏紙襲撃テロ解決の方策なし
努力した者は報われ怠けた者は貧しくなる――「合理的な格差」は近代資本主義の恩恵~小山和伸氏
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42782?page=3
「格差拡大の元凶は資本主義」は大間違い
 資本主義のせいで格差が広がっていると言われますが、少し落ち着いて考えてほしいと思います。資本主義以前、封建時代には今とは比較できないほどのとんでもない貧富の差がありました。資本主義だから格差が広がったのではないのです。
 都市に大勢の貧しい労働者を生み出したのは資本主義にほかならない、よって資本主義はけしからんと言う人には、何百万という単位の無産階級の労働者がひしめく都市がなぜできたのかを問いたいと思います。
 彼らは農村では食べていけないから、都市に出て工場労働者になった。貧しいながらもどうにか生きていける都市という環境は、近代資本主義の発展とそれに伴う産業化の進展の恩恵と言えるのです。
 注意したいのは、産業化以前の社会では長らく人口がほぼ一定に保たれていたことです。生産力に乏しいため、生きていくためには生まれた子供を間引くしかありませんでした。つまり資本主義の犠牲者のように言われる貧しい労働者たちは、昔だったら間引かれて、この世に生を受けられなかったかもしれないのです。
 もちろん、だからといって格差があっていいわけではありません。努力した者が報われる社会じゃないといけないと思います。
 私が規制緩和に賛成する理由もそこにあります。規制は既得権益で潤う者を守るものですから、ある意味では格差を維持する元凶です。
 能力のある者、努力した者が報われる社会にするには規制をなくす必要があります。能力と努力で豊かになる、怠けたせいで貧しくなる。その結果としての格差は合理的な格差だと思いますよ。

以上、引用終わり。

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テーマ : スケッチ
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なんでそうなるの?若田部ちゃん。~2年の公約掲げている以上、日銀は目標未達なら追加緩和を

2年の公約を掲げている以上、2年でダメなら黒田も岩田も浜田もリフレ派は全員表舞台から去るべきでしょ?
それなのにどうしてそうなるの?
若田部さーん、いつまで日本国民を実験台にするつもりですかぁ?

2年の公約掲げている以上、日銀は目標未達なら追加緩和を
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NI9FRX6JIJV801.html
ブルームバーグ 更新日時: 2015/01/20 06:00 JST

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テーマ : 思うこと
ジャンル : 学問・文化・芸術

市場は物価目標2%の達成は出来ない、とみている。

3)日銀は生鮮食品を除く消費者物価(コアCPI、消費増税の影響を
除く)前年比が2016年度の「見通し期間の中盤頃に2%程度に達する
可能性が高い」としてますが、この見通しは実現しますか。
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調査機関数 32
------------------------------------------------------------------
はい 1
いいえ 31


日銀は「落とし前」追加緩和か、量的・質的緩和に限界説も-サーベイ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NI9LPI6TZ02101.html
更新日時: 2015/01/19 06:00 JST

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テーマ : 哲学/倫理学
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

ソクラテス太郎

Author:ソクラテス太郎
アテナイ人諸君、こういう噂を撒きちらした、こういう連中がつまりわたしを訴えている手ごわい連中なのです。
そして、その連中というのは、嫉妬にかられて、中傷のために、諸君をあざむくような話をしていたわけなのであって、かれらのうちには、自分でもすっかりそう信じこんで、それを他人に説いているような者もあるわけなのですが、いずれもみな厄介至極な連中なのです。

http://twilog.org/nomorepropagand

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