日中歴史共同研究の見解を歪曲解釈するshpfive

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1484759419
shpfive
『「南京事件」に対する我が国の「公式見解」は2~20万人の虐殺は存在した、というものです。
実は存在しないなどという説はもとより、数百人説などという学術的に根拠のないものは採用されておりません。』

日中歴史共同研究の南京事件についての見解
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/pdfs/rekishi_kk_j-2.pdf
『日本軍による虐殺行為の犠牲者数は、極東国際軍事裁判における判決では 20 万人以上(松井司令官に対する判決文では 10 万人以上)、1947 年の南京戦犯裁判軍事法廷では 30 万人以上とされ、中国の見解は後者の判決に依拠している。一方、日本側の研究では 20 万人を上限として、4 万人、2 万人など様々な推計がなされている※。このように犠牲者数に諸説がある背景には、「虐殺」(不法殺害)の定義、対象とする地域・期間、埋葬記録、人口統計など資料に対する検証の相違が存在している。』
秦郁彦『南京事件』中央公論社、2007 年増補版、317-19 頁

「2~20万人の虐殺は存在した」等というのは明らかなミスリードで、「20 万人を上限として、4 万人、2 万人など様々な推計がなされている」としか言ってません。2万人未満が否定されているなどとは読み取れませんね。

それに、該当部分は出典として、
<秦郁彦『南京事件』中央公論社、2007 年増補版、317-19 頁>
をあげていますが、そこでは、「諸君!」2001年2月号アンケートにおける「限りなく0に近い」論者として、東中野、藤岡、田中、阿羅らが紹介されている。秦郁彦氏の「最高限四万人、実数はかなり下回る」説も紹介されています。

ついでに外務省の見解を見てみますと、、、
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/qa/08.html

問6.「南京大虐殺」に対して、日本政府はどのように考えていますか。

1.日本政府としては、日本軍の南京入城(1937年)後、非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できないと考えています。
2.しかしながら、被害者の具体的な人数については諸説あり、政府としてどれが正しい数かを認定することは困難であると考えています。
3.日本は、過去の一時期、植民地支配と侵略により、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたことを率直に認識し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを常に心に刻みつつ、戦争を二度と繰り返さず、平和国家としての道を歩んでいく決意です。


日本軍による非戦闘員の殺害があった、などとは言っていませんね。
主語がないのです。
さらに「虐殺」ではなく「殺害」という言葉を使っています。

日本政府は虐殺を認めた、とは言えないのではないでしょうか?

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アテナイ人諸君、こういう噂を撒きちらした、こういう連中がつまりわたしを訴えている手ごわい連中なのです。
そして、その連中というのは、嫉妬にかられて、中傷のために、諸君をあざむくような話をしていたわけなのであって、かれらのうちには、自分でもすっかりそう信じこんで、それを他人に説いているような者もあるわけなのですが、いずれもみな厄介至極な連中なのです。

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