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欧米人も合法だと認識していた便衣兵の処刑

『欧米人観察者たちは「ハーグ陸戦法規」を認識しており、日本軍に対し人道的見地からの寛大な処置を期待するとは述べたが、国際法上の「判断」に基づく積極的な助命の主張は見られない。兵士が集団で武器を捨てて軍服を脱ぎ捨て、民間に紛れ込むなどという事態は戦史に例がなく、積極的な「判断」を示しようが無かったのであろう。以下に、ティンパーリー※の「WHAT WAR MEANS」が収録する事例を示す。南京国際赤十字委員会委員のクレーガーと南京在住のハッツの両人は、安全区内において日本軍の士官が兵士に命じて平服の中国人男性を銃殺する現場(後述するが明らかに便衣兵として処刑された)に駆けつけ立ち会ったあと、次のように述べている。38年1月9日のことである。クレーガーはドイツ人のビジネスマンで、ハッツはオーストリア人の技術者である。傍線(下線)は筆者による。
「われわれは、日本軍による合法的な死刑執行にたいして何ら抗議する権利はないが、これが余りにも非能率的で残虐なやり方で行われていることは確かである。そのうえ、このようなやり方は、我々が日本大使館員たちと個人的に話し合ったさいに何回も言ったような問題を引き起こすのである。(中略)池で人を殺すことは池の水を台無しにするし、そのため、地区内の人々にたいする吸水量が大幅に減少するのである。(後略)」
両人の供述の英語原文は、合法的な死刑執行を複数で示しており、立ち会った事例以外の処刑をも考慮に入れた発言である。彼らが、それらの処刑を合法的と判断した理由は示されないが、1月9日の処刑については現場で説明を受け納得したことは明らかである。』
(北村稔著『「南京事件」の探求』p102より)
※国民党中央宣伝部顧問

以下、原文と日本語訳です。
***

第一八五件 一月九日朝、クレーガー氏(Kroeger)とハッツ氏は、安全区内の山西路にある中央庚款大廈(The Sino-British Boxer Indemnity Building)の真東にある池で、日本軍将校一名と日本兵一名が平服の一市民※虐殺※するのを目撃した。クレーガー氏とハッツ氏が現場に着いた時には、男は割れた氷がゆれ動く池の水に腰までつかって立っていた。将校が命令を下すと、兵士は土嚢の後に伏せて、男に向けて発砲し、男の肩に弾丸があたった。再度発砲したが弾は外れ、第三弾で男は死亡した。〔クレーガー、ハッツ〕

(1)われわれは、日本軍による合法的な死刑執行にたいして何ら抗議する権利はないが、これがあまりにも非能率約で残虐なやり方でおこなわれていることは確かである。そのうえ、このようなやり方は、われわれが日本大使館員たちと個人的に話し合ったさいに何回も言ったような問題をひきおこすのである。つまり、安全区内の池で人を殺すことは池の水をだいなしにするし、そのため、地区内の人々にたいする給水量が大幅に減少するのである。このように乾燥が続いており、水道の復旧が遅れているさいに、これはきわめて重大なことである。市による水の配給は非常に手間どっている。(報告者注)
http://nanjinggenpatsu.com/victimreportlatter.html
http://megalodon.jp/2013-0525-1929-55/nanjinggenpatsu.com/victimreportlatter.html

185 On the morning of Jan. 9, Mr. Kroeger and Mr. Hatz saw a Japanese officer and soldier executing※ a poor man in civilian clothes in a pond inside the Safety Zone on Shansi Road, just east of the Sino-British Boxer Indemnity Building. The man was standing in the pond up to his waist in water on which the ice was broken and was wobbling around when Mr. Kroeger and Hatz arrived. The officer gave an order and the soldier lay down behind a sandbag and fired a rifle at the man and hit him in one shoulder. He fired again and missed the man. The third shot killed him.1

1 We have no right to protest about legitimate executions by the Japanese Army, but this certainly was carried out in an inefficient and brutal way. Furthermore, it brings up a matter we have mentioned many times in private conversation with the Japanese Embassy men: this killing of people in ponds within the Zone has spoiled and thereby seriously curtailed the reserve water supply for the people in the Zone. This is very serious in this long dry spell and with the city water coming so slowly. [Note by reporter.]
http://nanjinggenpatsu.com/timperleyb.html
http://megalodon.jp/2013-0525-1929-28/nanjinggenpatsu.com/timperleyb.html

※ a poor man in civilian clothes 「気の毒な平服の男」を「平服の一市民」と断定している。
※ executing(処刑する)を、虐殺する、と誤訳している。
***

参考)
便衣兵の「処刑」に裁判は必要だったのか

信夫淳平『上海戦と国際法』より 「便衣兵…現行犯…直ちに殺害」「害敵手段」の意味

幕府山事件と「審問なき処罰の禁止」について~戦時国際法上合法説


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アテナイ人諸君、こういう噂を撒きちらした、こういう連中がつまりわたしを訴えている手ごわい連中なのです。
そして、その連中というのは、嫉妬にかられて、中傷のために、諸君をあざむくような話をしていたわけなのであって、かれらのうちには、自分でもすっかりそう信じこんで、それを他人に説いているような者もあるわけなのですが、いずれもみな厄介至極な連中なのです。

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