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岡村寧次大将について。

bunpukuchagama_ponpokorinさん
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12100890002

岡村寧次大将について。

『岡村寧次大将回想録』は当時の記録そのものではありません。
陣中感想録を「抜粋摘記」したもので、
のちに編集を加えているということになります。

それがどんな状況下で編集されたものであるか、
ということが内容に大きく反映してきます。

その状況を示すものとして「終戦後戦地に於て」で説明しています。

岡村寧次大将は終戦後、支那派遣軍総司令官として、
中国軍に対する降伏手続き、日本軍の武装解除・武器引渡しと、
不当に武器引渡しを要求する共産党軍に対する抵抗指揮、
共産党軍の横暴や不当軍事裁判についての国民党政府に対する抗議、
日本兵の復員手続き、そして自身の戦犯裁判の為、
昭和24年1月29日の出航まで、中国国民党軍に拘束されていました。

その間、蒋介石に厚遇され、蒋介石との個人的なコネにより
戦犯として処刑されることを免れています。
この事は、同年1月22日に蒋介石が大総統職を追われ、
替って臨時大総統となった李宗仁が無罪判決後再逮捕を命じたところを
間一髪で逃れている事実、帰国後岡村氏が「白団」を組織して
蒋介石を支援し続けた事実に裏付けられていると言えるでしょう。

帰国直前、帰国後の事情については、
『支那派遣軍総司令官岡村寧次大将』舩木繁著(河出書房新社)
に次のように書かれています。

―――――引用はじめ―――――――
・・・・中国政府は岡村の入監について遷延待機の策をとった。
連絡班を特設して還送工作等の任務を課し、
東京の軍事裁判の進捗を待ちながら世論の動向や、
国際関係の配慮からやむを得ず入監せしめた。

その後病気が悪化したため、秘密保釈が許されて今日に至り、
本日ついに無罪の判決となった。
岡村は中国政府、殊に蒋総統、国防部上層諸将軍の終始一貫の好意は、
真に感謝に堪えず、戦犯に服役している二百数十名の旧部下の
内地服役の実現に努めると共に、
病癒えたならば壮年時代からの宿志でもあり、
日中の提携に身を投じようと心にかたく誓っている。

二八日夕、軍事法廷から、明朝六時半までに戦犯監獄に帰り、
他の者と共にアメリカ船に乗って帰国すべしとの命令を受けた。
翌二九日午前八時半、日本人戦犯二百五十九名と共に乗船し、
三〇日午前一〇時出帆した。

岡村は知らなかったが、
李宗仁代理総統は中共との和平に岡村の身柄を引渡すことを条件として、
再逮捕を命じたのである。

既述のように、中共軍は戦犯第一号として岡村を指名していた。
しかし、上海の湯恩伯はその命令を握りつぶし、
東京の中国代表商震も占領軍当局と協議して拒否した。

この間、この再逮捕の情報を察知した東京の代表団付武官王武少将は
アメリカ軍と連絡し、岡村収容のため船舶派遣を手配した。
このアメリカ船の横浜出帆を確認して、
国民政府は最終公判を開いたのである。・・・・

・・・・帰国後、岡村大将は、蒋介石総統の要請を容れ、
政治・経済的な問題を抜きにして、
ただ終戦時の恩義に報いるという名目で、
昭和二五年(一九五〇)二月、
富田直亮少将を長とする十九名の陸軍参謀を台湾に送った。

「白団」と称せられるこの軍事顧問団は、
以後十五年間続き、団員の数ほ延八十三名に達した。

この間、内地に残った岡村将軍は、幸いにも健康が回復したため、
「白団」の面倒を見ながら旧軍首脳の一人として
元軍人の在郷軍人会の設立に協力し、
郷友連盟に発展させて第二代の会長となった。・・・・
―――――引用おわり―――――――

つまり岡村氏は終戦後戦地に於ける期間、
蒋介石の意向を無視できない状態にあったと推測できます。


以上)

こちらのページも大変参考になります。
http://1st.geocities.jp/nmwgip/nanking/okamura/okamura.html
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