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菅元首相の「虚言」と「悪あがき」

他人の責任、失敗は喜んで謝罪するが、自分の責任、失敗は嘘をついてまで否定し謝罪しない。

菅元首相の「虚言」と「悪あがき」
2012.6.29 20:57

 脳内で記憶が次々と自分に都合よく書き換えられていくのか。それとも病的な虚言癖なのか-。東京電力福島第1原発事故対応をめぐる菅直人前首相の言動は、もはや「引かれ者の小唄」とあざ笑うだけでは済まされない。

 東電が20日に社内事故調査委員会の最終報告書を発表したのを受け、菅氏は21日付のブログで、清水正孝社長(当時)と自らのやりとりに関する記述について「事実は違う」と真っ向から反論した。

 「報告書では、3月15日未明の官邸での私と清水社長の会談で、清水社長が『撤退は考えていません』と発言したとしているが、事実は違っている。私から清水社長に『撤退はあり得ませんよ』といったのに対して清水社長は『はい、わかりました』と答えた」

 菅氏は5月28日の国会事故調による参考人聴取の際も同じ主張をした。要は「清水氏が明確な形で撤退を否定しなかったため、3月15日未明に自ら東電本店に怒鳴り込む必要があった」というお手盛りの「物語」を崩したくないのだ。

 だが、皮肉にも菅氏自身の過去の発言がこの「物語」を論(ろん)駁(ばく)している。現在より記憶が新しかったはずの昨年の国会で、菅氏は何と説明していたか。

 「社長は『いやいや、別に撤退という意味ではないんだ』ということを言われた」(4月18日の参院予算委員会)▽「『引き揚げてもらっては困るじゃないか』と言ったら『いやいや、そういうことではありません』と」(4月25日の同委)▽「『どうなんだ』と言ったら『いやいや、そういうつもりではないけれども』という話でした」(5月2日の同委)

 それぞれ微妙に言い回しが異なり、徐々に清水氏の「撤退否定」のニュアンスを薄めているが、いずれにしろ菅氏の最近の主張とは明らかに食い違う。

 菅氏が第1原発1号機への海水注入中止を指示した問題についても、菅氏は国会事故調で事実関係をきっぱり否定した。

 「淡水から海水に変えても再臨界が起こることはない。それは私もよく分かっていた…」

 ところが、昨年5月23日の衆院東日本大震災復興特別委では何と言ったか。

 「私の方からいわゆる再臨界という課題も、私にはあった」

 5月31日の同特別委ではこう振り返っている。

 「再臨界のことも『どうですか』と尋ねた」「海水を注入したときのいろいろな可能性を検討するのは当然じゃないですか。水素爆発の可能性、水蒸気爆発の可能性、再臨界の可能性、そして塩が入ることによるいろんな影響…」

 菅氏は「過去の国会答弁は虚偽でした」とでも言うつもりなのか。付け加えると、官邸で一部始終を目撃していた関係者は「菅氏はこう怒鳴っていた」と証言している。

 「海水を入れると再臨界するという話があるじゃないか! 君らは水素爆発はないと言っていたじゃないか。それが再臨界はないって言えるのか。そのへんの整理をもう一度しろ!」

 言わずもがなの話だが、原発事故対応で失態を重ねた菅氏に武勇伝を語る資格はない。

 「敗軍の将は以(もっ)て勇を言うべからず」。司馬遷は史記でこう戒めている。それでも悪あがきしたいのならば、偽証罪に問われる国会の証人喚問に応じてみてはどうか。(阿比留瑠比)
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あのオッサン、日韓議員連盟じゃないですか。

自民の支持母体の統一教会は韓国だし、だまされた。ショックです…。

大体、韓国人=勝共連合=自民が、都合の悪い人物をサヨクだのアカだの韓国人だの朝鮮人だのと言って悪者に仕立て上げ、愛国者のふりをして工作活動をしてきたんです。

愛国心はならず者の最後の避難場所と言いますが、韓国人が韓国人を悪者扱いすることで素性を隠し、日本人の愛国心を利用していたんです。

冷戦が終わってもまだ自作自演やってたんですね。

朝鮮右翼とも言われていますけど、韓国人が日本の保守や右翼のわけないですよねぇ。


http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/490.html
安倍晋三氏と朝鮮が繋がっている数々の証拠!大手マスコミが触れない安倍自民党総裁の秘密!(正しい情報探すブログ)

マスコミだけではなくネット上でも全く触れられていませんが、自民党の安倍総裁は韓国や北朝鮮など朝鮮系の勢力と相当深い関係にあると言われています。それも、父親世代からの長い付き合いであるとの指摘が多数されているのです。

信じられない方もいるかと思いますので、以下にまとめて安倍総裁と朝鮮関連の団体や組織に関する情報を並べてみます。

☆在日韓国商工会議所
URL http://www.kccj.org/kccbbs/kannews_viewbody.php?page=1&number=204&keyfield=&key=
引用:
○ 安倍晋三元首相を招き晩餐会開催
~地方参政権獲得への支援要請など幅広い意見交換行う~

本会議所ではホテルオークラ東京において5月20 日、安倍晋三元日本国総理大臣を招き晩餐会を開催した。当日は本会議所より崔鐘太会長、兪在根常任顧問、鄭幸男顧問、張勲顧問、朴忠弘副会長、黄永珠副会長、丁廣鎮副会長、柳和明常任理事、安健一常任理事、金守幸理
事の10 名が参加した。
安倍元総理は以前から韓国との親交が深く、副官房長官時代には羽田-金浦空港間シャトル便開設や日本を訪問する韓国人のノービザ実施など、両国の友好関係に尽力してこられた。晩餐会では、世界的金融危機克服に向けた韓日政府・民間レベルの協力の重要性、また躍動するアジア地域でのより成熟した両国のパートナー関係の構築、さらに永住
外国人の地方参政権獲得へ向けた支援要請や遊技機器の規制緩和要請など、経済問題のみならず幅広い分野で意見が交換された。
:引用終了

☆日韓議員連盟会員名簿 (魚拓)
URL http://megalodon.jp/2008-0506-1248-14/www.nikkan-giren.jp/aboutus.html
>麻生 太郎 自民 福岡8区 副会長
>安倍 晋三 自民 山口4区 副幹事長



http://50064686.at.webry.info/201209/article_50.html
自民党・安倍総裁、早速ブレる!! 日中友好議員連盟会長で統一協会の支援受けた高村正彦を副総裁に抜擢!


http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51859521.html
最右翼勢力 「韓日友好」の真実?

安倍を支援・応援していた連中がどういう連中か見ればわかる。

・統一教会(自民ネットサポーターの一部、my日本を含む)
ttp://blog.livedoor.jp/googleyoutube/archives/51778951.html
ttp://blog.livedoor.jp/googleyoutube/archives/51771407.html

・アグネスチャン
ttp://ameblo.jp/agneschan/entry-11364938116.html

安倍晋三は日韓議員連盟の副幹事長をしていた(している?)人。
この人に反韓を期待する人ってなんなんだ。


ttp://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/3552205.html
街宣右翼の正体は朝鮮人(韓国人)・イギリスのBBCや辛淑玉などが述べる

マスコミが自民の責任を追及しないせいで、自公以外の全てが被害を被っています。

日本を救った菅氏がウソツキの東電とマスコミによって悪人に仕立て上げられる国なんか、美しくも何ともありません。

自民にひたすら献金してきた東電ですからね。

あれだけ東電がこれまでウソばかりついてきたというのに、何故か国民も東電とマスコミにコロッとだまされて、菅氏が首都圏3000万人避難の危機から日本を救ったことなどを知ろうともせずに悪者扱いしています。



http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3577052.html#comments
【TV会議要点書き出し】東京本店側「避難退避は何時になってる?」「全員のサイトからの退避は・・・」

・吉田所長:「情報伝達は当然。退避基準を考えておかなければいけないし、発電所も中操(中央操作室)にも居続けることができるか、どこかで判断しないとすごいことになるので、退避基準を検討してくださいよ。」
・東京本店・武藤氏:「退避の基準は保安班、AMのガイドに従ってメルトしてRPV損傷した時どうしたらいいか、退避基準を」
・「オフサイトセンターにも避難の指示しなきゃ」
・東京本店側:「炉心溶融の1時間ほど前に退避する。その30分前から退避準備をするということを考えている。その場合の第一候補は浜通り本館。ダメだった場合はエネルギーホール。」
・「一般の人の避難の範囲とかは、どうやってアナウンスするかとか」
※この前後で一時退避・撤退が検討。(小森常務退避基準→高橋フェロー発話→清水社長発話)
・東京本店側:「避難退避は何時になってる?」「全員のサイトからの退避は・・・」
・この段階で吉田所長は現場職員の退避を決断、東京本店了承。
・午前9時、NHKが作業員退避を報道してしまう


http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65820304.html
東電・全面撤退問題が再燃!全作業員850人を念頭においた退避の打ち合わせがテレビ会議で判明!

『東京電力〈9501〉福島第1原発事故直後、東電が同原発から全面撤退しようとしたと疑われている問題で、同社が本社で具体的に撤退の準備を進めていたことが、テレビ会議映像から分かった。2号機が炉心溶融(メルトダウン)する「1時間ほど前に退避する」、バスで運べる人数は「目いっぱい乗ったとしても半分くらい」などといった発言があったが、首相官邸には伝えられなかったとみられる。』


http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/585.html
■ 撤退方法、細かく検討=炉心溶融「1時間前に」―東電テレビ会議〔福島原発〕

 東京電力〈9501〉福島第1原発事故直後、東電が同原発から全面撤退しようとしたと疑われている問題で、同社が本社で具体的に撤退の準備を進めていたことが、テレビ会議映像から分かった。2号機が炉心溶融(メルトダウン)する「1時間ほど前に退避する」、バスで運べる人数は「目いっぱい乗ったとしても半分くらい」などといった発言があったが、首相官邸には伝えられなかったとみられる。


ttp://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/738.html
東電は、福島第一原発からの撤退を官邸に頻繁に要請していた…政府・事故調は官邸側の勘違いと片づけた/朝日 H12年2月6日

プロメテウスの罠(官邸の5日間)/朝日(H12年2月6日)より大略

〔過去、俺は語らない〕
東電の清水社長に取材を申し入れたが、応じてもらえなかった。清水に尋ねたかったのは、東電が何を官邸に要請していたかの問題だ。官邸のいう「全面撤退」だったのか「作業に直接関係のない一部の社員の一時的退避」だったのか。清水は周囲に「俺は二度と過去のことを語ることはない」といっている。

清水は海江田経産相らに撤退問題を頻繁に電話していた。…その後(15日午前4時頃)、清水は官邸に呼ばれ、撤退しないことを即座に了承した。伊藤哲朗は…不審に思う。というのは、(15日)午前3時前、総理応接室にいた東電幹部が「放棄」「撤退」を伊藤に明言していたからだ。元警視総監の伊藤はそのやりとりを鮮明に記憶している。

 伊藤「第一原発から撤退するというが、そんなことをしたら1号機から4号機はどうなるのか」
 東電「放棄せざるを得ません」
 伊藤「5号機と6号機は?」
 東電「同じです。いずれコントロールできなくなりますから」
 伊藤「第二原発はどうか」
 東電「そちらもいずれ撤退ということになります」

政府の事故調査・検証委員会の中間報告では撤退問題を、官邸側の勘違いとの調子で片づけている。(木村英昭)

 (参照)
 ttp://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/526.html#c4



〔おまけ〕

ttp://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/833.html
“福島第一原発事故の最大危機”で「総員撤退」に踏み切ったのは、東電ではなく、自衛隊だった!


 前書きからいって、本来なら夕方に投稿したものに含まれていなければならないものだが、気が重くなり先送りさせてもらった。前回からの続きとしてお読みいただけば幸いである。


■ 福島第一の東電関係者ではなく自衛隊がオフサイトセンターから「総員撤退」

自衛隊に限らず、米軍であれ、人民解放軍であれ、軍事組織は、国民の生命と財産を守るという建前とは違い、国家機構=支配層を守るために存在すると思っているから驚きはしないが、今回の福島第一事故でも、それに類する動きが見られたことはけっこうなショックである。



プロフィール

ソクラテス太郎

Author:ソクラテス太郎
アテナイ人諸君、こういう噂を撒きちらした、こういう連中がつまりわたしを訴えている手ごわい連中なのです。
そして、その連中というのは、嫉妬にかられて、中傷のために、諸君をあざむくような話をしていたわけなのであって、かれらのうちには、自分でもすっかりそう信じこんで、それを他人に説いているような者もあるわけなのですが、いずれもみな厄介至極な連中なのです。

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