スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

もうこれ以上「男系維持か」「女系容認か」という議論はするべきではありません。

私は皇位継承問題について女系容認の立場です。
以前のブログ記事で「皇位の安定継承」と言う観点から女系容認の考えを述べさせていただきました。
もう一度、理由について整理させていただくと、
1.男系継承でなければいけない理由はみあたらないし、「女性天皇」が過去に実在したのに、「女系天皇」はダメだという根拠もみあたらない。2600年続いた男系継承の形だけの伝統を守るために将来の皇位継承が危ぶまれるのは本末転倒。そしてなによりも皇祖神は天照大神なのです。

2.男系継承に固執して600年前までさかのぼる大傍系に皇籍取得させ皇位継承者にするのは、明治天皇や昭和天皇、今上天皇までつづく600年の皇統を否定することになるのではないのか?

3.特に天皇が天皇である所以の宮中祭祀という最も大切でもっとも閉ざされた伝統の継承については、天皇陛下に近い皇位継承予定者が陛下のそばで見て陛下から直に教えを受けて大切に継承していくべきであり、生まれたときから民間人で民間人として成人した旧皇族の子孫が突然皇籍を取得して祭祀を引き継ぐのは望ましくない。

4.男系継承という以前に、皇位は世襲であるべきで、血縁の遠い旧皇族の子孫よりも直系継承の方が望ましい。

5.これまですべて男系継承が続いてきて女系継承は前例が無いが、600年もさかのぼった大傍系で60年も前に一般人になった旧皇族の子孫(生まれたときから一般人で一般人として成人)に皇籍を取得させて皇位継承者にすることも前代未聞である。

6.”皇統”と言う言葉には男系とか男子とかそういう意味は含まれていません。すなわち「女系容認は”皇統”断絶にあらず」です。(現皇室典範ならびに旧皇室典範の第一条)


およそこういったことが私の女系容認(直系継承)の根拠です。

しかし一番大事なのが、天皇陛下および皇太子殿下、秋篠宮殿下のお考えなのは言うまでもありません。
皇室に生まれ、皇位継承者として育ち、教育を受け、天皇陛下のおそばで陛下を支えていらっしゃる「伝統継承者」としての陛下と両殿下のお考えには、
私たちのような臣民がいくら勉強したところでうかがい知ることのできないことが絶対にあるのです。

「女系容認」かそれとも「男系固執」か、と我々国民が陛下のお気持ちとは無関係に過激な言論を続けているのは、きっと陛下はご心痛であると考えます。

天皇陛下はいつも”私”を捨てて私たち国民の安寧をお祈りくださっているのです。

東北大震災でもあんなに献身的に被災者を見舞っておられたではないですか。

それなのに、ある男系固執論者は、

>私は、もっと言えば万が一、
>天皇陛下や皇太子殿下が女系をお認めになられたとしても、
>数十年の天皇陛下や皇太子殿下のお考えよりも、
>2671年の伝統のほうが重いと考えています。
>「女系でいい」ということは、「これで終わります」ということです。

このような事を平気で言い始めます。
チャンネル桜の水島社長に代表される「陛下のお考えよりも2600年続いた男系継承の方が大事だ」という傲慢無礼な発言は、陛下の優しさ、ありがたさを全くわかっていない「たわけもの」としか思えません。

このような「たわけもの」が陛下を敬愛しているとか言うのが、私は気持ち悪くてしょうがありません。
君臣の別をわきまえていない証拠です。
天皇陛下のお気持ちよりも、2600年の男系継承のほうが大事だというのですから。

もうこれ以上「男系維持か」「女系容認か」という議論はするべきではありません。
皇位継承問題で国民が誹謗中傷したりされたりするのをみたら、陛下が悲しむに違いありません。


憲法上の制約があるため自由にご発言が出来ない陛下と両殿下のために、国会で「皇室典範改正についてご意見を頂戴しましょう」という決議をして、しかるべき場を設定して陛下と両殿下のご意見を頂戴するべきです。

たとえ自分の考えと陛下のお考えが違っていても、「天皇陛下バンザーイ」と心から喜び感謝できるのが本当の日本人ではないでしょうか?

天皇陛下のお言葉/天皇陛下ご即位二十年に際し(平成21年11月6日)
『皇位の継承という点で,皇室の現状については,質問のとおりだと思います。皇位継承の制度にかかわることについては,国会の論議にゆだねるべきであると思いますが,将来の皇室の在り方については,皇太子とそれを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要と思います。二人は長年私と共に過ごしており,私を支えてくれました。天皇の在り方についても十分考えを深めてきていることと期待しています。』

皇太子殿下のお言葉/皇太子殿下お誕生日に際し(平成22年2月19日)
『天皇陛下のおっしゃっておられることを真剣に受け止めております。秋篠宮とは様々な事柄について話し合う機会がありますし,今後ともそのような機会を持つことになると思います。将来の皇室の在り方についての私の考えは,前の質問とも関係しますが,その時代時代で新しい風が吹くように,皇室の在り方もその時代時代によって変わってきていると思います。過去から様々なことを学びながら,将来の皇室の在り方を追い求めていきたいと考えています。なお,ご質問のような,皇室の制度面の事柄については,私が言及することは控えたいと思います。』

秋篠宮殿下のお言葉/文仁親王殿下お誕生日に際し(平成22年11月22日)
『まず,兄弟での話合いということですが,これは幾度か行っておりますし,今後もそういう機会を設けて,続けていきたいと思っております。また,将来の皇室像については,やはり今までの経緯,蓄積,それからまた伝統など,そういうものを踏まえることは大事だと思いますけれども,やはりその時代その時代に即した,どういう在り方がふさわしいかということを,常に考えていかなければいけないのではないかと思っております。常にそのことを頭に入れながら,考えていくという,頭に入れながら行っていくということが私は必要だと感じております。』

皇后陛下のお言葉(平成21年4月8日)
『伝統と共に生きるということは,時に大変なことでもありますが,伝統があるために,国や社会や家が,どれだけ力強く,豊かになれているかということに気付かされることがあります。一方で型のみで残った伝統が,社会の進展を阻んだり,伝統という名の下で,古い慣習が人々を苦しめていることもあり,この言葉が安易に使われることは好ましく思いません。』

皇室典範第一条の”皇統”について説明をごまかす竹田恒泰の図(明治天皇の”雑系”の玄孫であらせられます)


チャンネル桜の水島社長が陛下を恫喝する図

スポンサーサイト

テーマ : 日々の出来事
ジャンル : ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

遅ればせながら。

上記の理由6点につき、私見を述べさせていただきます。
① 私の「伝統の保持」についての基本的な考えは、「その伝統が今まで綿々と続いてきた理由を歴史を紐解いて研究する。その理由に省みて、今後長期に(或いは半永久的に)渡って非常に不都合が発生する場合に限って、何らかの変更を加える」というこものです。ここでいう「その伝統」とは、「天皇に男児がいない場合、新たに即位する者の条件は、父系を辿っていくと神武天皇に辿りつくことを絶対必要条件とする」ということです。また、確かに皇祖神は女神ですが、「天照大御神の子孫が代々この国を治める」という掟の「代々」を、その子孫は「天照大御神の玄孫(神武天皇)の男系子孫に限る」としたのです。天照大御神の性別は関係ありません。

② ここでいう「皇統」とは、具体的には「当該天皇から神武天皇に至る血脈」のことだと思われますが、当ページの最初にリンクされた以前のページには、「皇統に属する者は皇族以外にも多数存在」する、と更に引用されています。つまり、「皇統」そのものは同時に多数存在するものであり、当代の天皇に至る「皇統」は「現在の行為に連なる特別な皇統」である、という認識をブログ主氏も共有していると見てよろしいのでしょうか。また、例え皇位が伏見宮の皇統に移ったとしても、今上天皇に至る600年間の天皇の正当性はみじんも揺るぎません。それでなければ、雄略天皇や聖武天皇も「偽帝」になってしまいます。

③ 仰る懸念は、いわゆる旧皇族の方が「来週から私が即位します、よろしく」と、即位直前になって皇族に復帰することを仰っているのだと思います。現状では、皇族に復帰された方の皇位継承順位は、悠仁親王殿下よりも下位にきます。つまり、悠仁親王殿下が存命中は、皇位を継ぐことはありません。近いうちに皇族に復帰された場合、そこから殿下の存命中の約半世紀、現皇族による祭祀を間近で見ることとなり、元・旧皇族が皇位を継ぐこととなったとしても支障はないと思われます。

④ 云うまでも無く、天皇は「世襲」です。そして、先人たちは、「天皇位の世襲」の際のルールとして、「神武天皇の男系であることを第一の必要条件とする」ことを課してきたのです。自分の娘に臣下から婿を取らせるのではなく、兄弟や従兄弟など他の男系にに皇位を継がせること選んできたのです。

⑤ 「前代未聞」というのであれば、「神武天皇の男系でない者が即位する」ことも前代未聞です。今までの皇位継承ルールは「絶対に神武天皇の男系でなければならない。ただしそれだけでは候補者が多すぎて混乱するので、当代の天皇のなるべく近親者から選ぶように」というものでした。現在、「男系かつ近親」がほぼいなくなってしまいました。この状況においては、「絶対義務(男系)」を優先して、「努力義務(なるべく近親)」は緩めざるを得ないでしょう。

⑥ 「皇統」の有り方には様々な解釈が可能でした。先人たちはその中から、「神武天皇の男系」という定義を選び、「天皇における「皇統」とはこういうものである」という大前提を掲げたのです。

ちなみに私は、陛下が「今後は女系に改める」と(解釈の余地が入り込まない程に)はっきりと明言された場合には、黙って拝します。ただし、はっきりと明言されないうちに「大御心はこうである」と断言して押し通そうとする論調には与しません。もし陛下が断固として「国民の議論に委ねる」立場を貫かれた場合は、「大御心」という「威力」抜きで議論を続けることとなります。
プロフィール

ソクラテス太郎

Author:ソクラテス太郎
アテナイ人諸君、こういう噂を撒きちらした、こういう連中がつまりわたしを訴えている手ごわい連中なのです。
そして、その連中というのは、嫉妬にかられて、中傷のために、諸君をあざむくような話をしていたわけなのであって、かれらのうちには、自分でもすっかりそう信じこんで、それを他人に説いているような者もあるわけなのですが、いずれもみな厄介至極な連中なのです。

http://twilog.org/nomorepropagand

人気ブログランキングへ

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
リンク
相互リンク歓迎いたします。左翼の方も大歓迎です。
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。