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人間の細胞は分裂し新しく生まれ変わり死んでいきながら入れ替わっています。

人の体にある細胞の数は、十の十八乗と言われます。これらの細胞は常に分裂を繰り返しながら、古いものは死んで、新しく生まれたものと交替しています(細胞代謝)。そのペースは、1分間に実に250万個。白血球のような寿命の短い細胞は4,5日ですべて入れ替わり、心臓の細胞なら4ヶ月、肝臓や胃、肺等の内臓器官になると約半年。筋肉の場合は、9ヶ月で新しくなります。健康な細胞は、何度か分裂すると寿命を終え、自然に死にます。
 細胞には一つ一つ、分裂を促す遺伝子と、分裂を抑制する遺伝子があって、そのバランスで正常な代謝が行われています。何らかの原因で細胞が傷つき、これらの遺伝子に異常が生じると、いつまでも分裂し続ける癌細胞が生まれます。癌細胞は、栄養を与えられている間は分裂しながら、ひたすら増殖するだけです。増える一方ですから、やがて細胞の塊がどんどん大きくなって、周りの臓器に障害を及ぼすことになるのです。癌細胞と言うのは、死ぬ事を忘れたアンバランス細胞なのです。 (引用出典元:「院長の気がかり」医学博士 周東 寛 著/史輝出版より抜粋)
http://www.ne.jp/asahi/happy/jollyboy/kisetu01.htm

放射線が人間の細胞を破壊する、と騒ぐ人がいますが、もともと人間の細胞は死滅と分裂を繰り返しています。放射線が怖いのは短時間に大量の放射線を浴びることが危険なのであって、数μシーベルト/h程度の放射線レベルではむしろ細胞代謝を促して健康に良いと言うことなのです。

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テーマ : 工芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

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アテナイ人諸君、こういう噂を撒きちらした、こういう連中がつまりわたしを訴えている手ごわい連中なのです。
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