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実質賃金“だけ”を見る意味ってあるの?というブログ記事

アベノミクスに対する批判でよくあるのが、実質賃金の低下です。
そんなの意味がない、という記事を見つけたので読んで見ました。

ブログ:空き地のブログ
記事:検証してみた:実質賃金“だけ”を見る意味ってあるの?2014-05-02
http://ameblo.jp/akichi-3kan4on/entry-11838824622.html

空き地
適切な財政金融政策
→期待インフレ率の上昇
→実質賃金の一時的な低下(①)
→失業の改善(②)
→生産のパイの拡大(③)
→実質賃金の上昇

という感じです。
①は名目賃金の硬直性と「実質賃金=名目賃金÷物価」であることから、
②は物価変動と失業率が逆相関の関係を表わすフィリップス曲線から、
③は失業率の変動と実質GDP成長率の変動が逆相関の関係を示すというオークンの法則から、
それぞれ説明されます。


「実質賃金の一時的な低下」と書いていますが、どうして一時的なのでしょうか?
E5AE9FE8B3AAE8B383E98791E68C87E695B0.jpg
ずーっと下がり続けてますけど?

※グラフはこちらから拝借しました。http://tomo-law.blog.so-net.ne.jp/2015-02-08

空き地
実質賃金の低下が雇用を生み出しているのが現実なのです。

ということは、実質賃金が上がり始めたら失業率も上がり始めるってこと?

続けます。

空き地
やはり、実質賃金の減少ペースより名目賃金の減少ペースの方が早いことが分かりますね。したがって、実質賃金はデフレ下で下がり続けてはいても、名目賃金と比較すれば高い値にある(高止まりしている)、という風に見ることができます。企業が労働者に対して支払うのは当然「名目賃金」ですが、それを「労働力を買うための費用」という視点で見ると、デフレ下において名目賃金の“実質的な価値”はその額面よりも高くなる、ということになります。いくら額面で減っていても、今年よりも来年再来年と支払う賃金の“実質的な価値”が重くなるのであれば、企業として雇用の維持が難しくなる(=失業が増える)のは必然ですね。

「名目賃金と比較すれば高い値にある(高止まりしている)」???
E5AE9FE8B3AAE8B383E98791E68C87E695B0.jpg
ずーっと下がり続けてますけど?

「デフレ下において名目賃金の“実質的な価値”はその額面よりも高くなる」???

デフレなんだから物価が継続的に下がるのはあたりまえで、そのデフレ下で名目賃金が下がっていれば、実質賃金の下落は名目賃金の下落よりも緩やかなのはあたりまえなのでは???
わざわざ多言を労して説明しなければいけない事かな?

空き地
つまり、賃金の実質的価値が重くなると失業は増え、軽くなると失業が減る、ということ。96年以前と97年以降で振るまいが大きく異なっているが、大体その辺りが生産年齢人口の伸びが止まった時期に当たるので、その関係かもしれません。

賃金の実質的価値が重くなると失業は増え、軽くなると失業が減る、ということは、
失業率が上がることなしに実質賃金は上がらない、ということでしょうか???
20150214204616759.jpg
97年(平成9年)を境に名目賃金が下がり続けていることをご存じないのか、それとも知ってても都合が悪いから敢えて無視しているのか、生産年齢人口にだけ言及しておられます。
実質賃金と名目賃金について考察しておられるのに、名目賃金のピークが97年で、それ以降下落していることに触れないのはいかがなものでしょうか?

なぜ日本だけでデフレが続くのか ?~ 緊縮財政 が日本から成長を奪った。自民党の失政

空き地
やはり、企業にとって実質賃金が相対的に“重い”と雇用を減らさざるを得ないようですね。
リフレ政策における失業の改善の肝は、単に実質賃金を下げることではなく、「名目賃金を下げずに実質賃金を下げる=相対的に賃金を軽くする」ことにあり、と言えそうですね。


やっぱり実質賃金を下げることがアベノミクスの狙いだったのですね。

空き地
主に標的になっているのは現内閣官房参与の浜田宏一氏で、発言の一部を切り貼りされて主張をでっち上げられています。

一部を切り貼りとか、でっちあげとか、とんでもない。
浜田氏もあなたとおなじこと言ってるでしょ?

浜田宏一 2013年1月20日 ダイヤモンドオンライン
 その意味では、雇用されている人々が、実質賃金の面では少しずつ我慢し、失業者を減らして、それが生産のパイを増やす。それが安定的な景気回復につながり、国民生活が全体的に豊かになるというのが、リフレ政策と言えます。
 よく「名目賃金が上がらないとダメ」と言われますが、名目賃金はむしろ上がらないほうがいい。名目賃金が上がると企業収益が増えず、雇用が増えなくなるからです。


ということはやっぱりアベノミクスが続く限り実質賃金が下がったままってこと???
ということは、一時的、てのはウソって事???
アベノミクスで実質賃金を上昇させるには失業率の上昇が必須、てこと?


空き地
あまりにキレイな相関だったのでグラフ作ったときはすげーと思ったが、よくよく考えてみれば実質賃金と名目賃金は物価で補正されているだけの関係なので、「実質賃金変化率-名目賃金変化率」は結局のところインフレ率×(-1)でしかない。要するにこの相関関係はフィリップス曲線の変形版に過ぎないと思われる。キレイで当たり前でしたね。

それはやる前に気づくべきでしたね(笑

http://megalodon.jp/2015-0316-1920-16/ameblo.jp/akichi-3kan4on/entry-11838824622.html

















こちらは後日談です。
http://togetter.com/li/885448
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アテナイ人諸君、こういう噂を撒きちらした、こういう連中がつまりわたしを訴えている手ごわい連中なのです。
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