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山本博一(ひろ)も、実質GDPが伸びたことは即ちデマンドプル・インフレだ、と考えているようです。

前回の記事で、実質GDPが伸びたことがデマンドプル・インフレである証拠だ、と述べたブログ記事を紹介しました。

その記事に何の疑義も抱かずに自身のブログにて引用したのが山本博一(ひろ)氏です。

ブログ:「ひろのひとりごと」
記事:「景気失速は消費税増税が原因でしょ」 2015-01-09
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11975214478.html

彼は私の質問から逃げた過去を持つ人です。
http://togetter.com/li/757175

山本氏も「実質GDPが増えたらデマンドプル・インフレだ」との考えなのでしょう。

山本氏が批判している中原氏はデフレ容認派で、その点では私は山本氏と同じく中原氏には同調できないのですが、中原氏が『国民にとって大事なのは、名目賃金ではなく実質賃金であるのです』と述べていることについて、

山本氏
また、この人は国民にとって大事なのは、名目賃金が上がったかどうかではありませんとか言っていますが、そんなことはありません。名目賃金が上がれば貨幣錯覚が働き消費が伸びます。

と、「貨幣錯覚」を持ち出して中原氏が間違っていると述べています。

私が考えるに山本氏が言いたいことは、
名目賃金を上げて国民に「貨幣錯覚」をおこして消費に駆り立てることによってデフレ脱却することが重要なので実質賃金の低下は(少なくとも短期的には)問題ない、
ということだと思うのですが、これは私の気のせいでしょうか?
このように考えなければ中原氏の『国民にとって大事なのは、名目賃金ではなく実質賃金であるのです』に「貨幣錯覚」を持ち出して異議を述べる山本氏の真意が理解できないのですが。

続けます。


リフレ派の「伝説」浜田宏一内閣官房参与もこのようにおっしゃってます。

『その意味では、雇用されている人々が、実質賃金の面では少しずつ我慢し、失業者を減らして、それが生産のパイを増やす。それが安定的な景気回復につながり、国民生活が全体的に豊かになるというのが、リフレ政策と言えます。よく「名目賃金が上がらないとダメ」と言われますが、名目賃金はむしろ上がらないほうがいい。名目賃金が上がると企業収益が増えず、雇用が増えなくなるからです。それだとインフレ政策の意味がなくなってしまい、むしろこれ以上物価が上昇しないよう、止める必要が出て来る。こうしたことは、あまり理解されていないように思います。』
(2013/01/20 ダイヤモンド・オンライン)

名目賃金が上がらないまま実質賃金は下がった方が良い、日本国民をできるだけ安く使わせて企業を儲けさせよう、という浜田氏の経済学ですが、同じリフレ派の山本氏も(名目賃金はともかく)実質賃金の低下に無頓着なのはある意味で当然ですね。

山本氏
消費税増税は物価の上昇を国民が事前に分かっているし、4月1日を境に一斉にやられるのでモロに実感できてしまいます。したがって貨幣錯覚はうまく機能しません。(中略)
要するに、せっかくの名目賃金の上昇の効果を、消費税増税が見事に打ち砕いてしまったわけです。


山本氏の「貨幣錯覚」に対するこだわりを感じますが、これはようするに、消費税増税という「負の財政政策」によって黒田日銀の量的緩和の効果が相殺された、と認めているわけです。
ならばリフレ派は消費税増税には全力で反対すべきでした。

なのにリフレ派の「伝説」浜田宏一内閣官房参与はこのようにおっしゃっておられました。

「消費増税からのマイナスの衝撃にわたしがさほど悲観的でない理由は、日銀が現段階で円が1ドル=108円ないし109円近辺に下落するのを少なくとも容認しているためだ」
2014年9月26日(WSJ)

「増税による財政引き締めはマンデル・フレミングのもとでは比較的安心ではないかと思っていたが、いま増税がもろに効いている。」
「前みたいに単純にマンデル・フレミングのように財政のほうは少し大らかにやっても大丈夫だとも言えなくなっているのかなと。これはどちらかというと、私の自己批判である。」

2014年11月4日(第1回「今後の経済財政動向等についての点検会合」議事要旨)

リフレ派から浜田宏一内閣官房参与への批判の声が全く聞こえないのは僕の”聴力”の問題でしょうか?

山本氏は今回も私から逃げるのでしょうか?
http://togetter.com/li/757175




http://megalodon.jp/2015-0220-1656-28/ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11975214478.html
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アテナイ人諸君、こういう噂を撒きちらした、こういう連中がつまりわたしを訴えている手ごわい連中なのです。
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