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過去30年のマクロ経済学についてクルーグマンいわく、「よくいって全く役に立たない、悪くいえば有害なものだった」

吉川洋
『一つの学問が40年間さまよい続けているのは、まことに奇妙なことだと言わなければならない。ここでは詳細に立ち入ることは出来ないが、企業や家計の最適化から始めるマクロ・モデルは、経済学者の自己満足以外に何ら意味を持たない、政策の根拠になど全くならないものなのだ。
2008年、リーマン・ブラザーズ破綻の後に行われた講演で、ポール・クルーグマンは、過去30年のマクロ経済学について「よくいって全く役に立たない、悪くいえば有害なものだった」(spectacuraly useless at best, and positively harmful at worst)と述べた(Economist[2009])。基本的な方法論を間違えている以上、そういうことにならざるを得ないのだ。
幸いなことに、現代のマクロ経済学が軽蔑する「古いマクロ経済学」(Old Macroeconomics)は、今でも役に立つ。世界の中央銀行がゼロ金利の下で手探りで続ける試行錯誤を支えるのは、実は「古いマクロ経済学」の知見なのである。』
「デフレーション~”日本の慢性病”の全貌を解明する」(日本経済新聞出版社)p.220



服部茂幸
『金融危機は、従来のマクロ経済学と金融理論に対する批判も広げることになった。クルーグマン(彼はアメリカを代表する経済学者の一人であり、ノーベル経済学賞受賞者でもある)が、過去30年間のマクロ経済学の大部分は「最高では華々しく役立たなく、最低では全く有害である」と述べたことは有名である。』
「アベノミクスの終焉」(岩波新書)p.57

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テーマ : 雑学・情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

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匿名の関良基センセイ ご苦労様です。

吉川洋

ああ、デフレの原因は賃金の低下ってやつですね。EUもそうなのですか?

服部

ブログで、検証しましたので、ご覧ください。

関良基センセイ

ここで批判されているのは、DSGEのことです。

センセイの好きな、新古典派ではなく、新しい古典派の話です。
プロフィール

ソクラテス太郎

Author:ソクラテス太郎
アテナイ人諸君、こういう噂を撒きちらした、こういう連中がつまりわたしを訴えている手ごわい連中なのです。
そして、その連中というのは、嫉妬にかられて、中傷のために、諸君をあざむくような話をしていたわけなのであって、かれらのうちには、自分でもすっかりそう信じこんで、それを他人に説いているような者もあるわけなのですが、いずれもみな厄介至極な連中なのです。

http://twilog.org/nomorepropagand

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