今の日本経済を復活させるのは、財政政策と、それを支える金融政策のベストミックスである。

ケインズ 「ルーズベルト大統領への公開書簡(1933.12)」より

●「回復」の手段としての物価上昇
私の第二の見解は、「回復」の手段に関してである。「回復」の目的は、国民総生産を増加させ、雇用を拡大することにある。現代の経済体制のもとでは、生産は、主として販売目的でなされ、生産量は、生産の主要費用と比較した上で、市場で行使されると期待される購買力の額に依存する。それゆえ、一般的に言えば、次の三つの要因のいずれかが作動しない限り、生産が増加することはない。
個人の場合には、現行所得から支出を増加させる誘因が生じなければならない。産業界では、将来への確信の高まりや金利の低下によって、その国の運転資本や固定資本を増加させ、労働者の所得増加を生み出す誘因が生じなければならない。そして公共部門が、借り入れや貨幣の増発による支出を通じて、追加的な所得を生み出すような助成を行わなければならない。
不況期には、第一の要因が十分な規模で生じることは期待できない。第二の要因は、公共部門の支出によって流れが逆転した後、不況の克服が進む場合にのみ生じるだろう。したがって、われわれにとって最初の主たる一撃として期待できるのは、第三の要因のみである。

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アテナイ人諸君、こういう噂を撒きちらした、こういう連中がつまりわたしを訴えている手ごわい連中なのです。
そして、その連中というのは、嫉妬にかられて、中傷のために、諸君をあざむくような話をしていたわけなのであって、かれらのうちには、自分でもすっかりそう信じこんで、それを他人に説いているような者もあるわけなのですが、いずれもみな厄介至極な連中なのです。

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