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読まずに語る大前研一

『ここでのポイントは二つある。まず、東京裁判での資料なのだから、これは公文書だということ。そしてもう一つは、日本はサンフランシスコ講和条約によって東京裁判を受け入れたということだ。つまり日本は、従軍慰安婦の強制連行を公式に認めていたわけだ。
 わたし自身は東京裁判の資料を直接読んだわけではない。しかし、この論文に書かれたことが事実であるならば、事は重大だ。安倍首相や下村官房副長官の罷免にもつながるだろう。』
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/78/index2.html

大前研一が「日本は東京裁判を受諾した」と俗説を鵜呑みにしているが、サンフランシスコ平和条約第11条を10回読めば、その目的は、日本政府に判決を受諾させ勝手に戦犯を赦免することを禁じたものであることはあきらかです。

サンフランシスコ平和条約第11条(外務省訳)
「日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の【裁判を受諾】し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。これらの拘禁されている者を赦免し、減刑し、及び仮出獄させる権限は、各事件について刑を課した一又は二以上の政府の決定及び日本国の勧告に基く場合の外、行使することができない。極東国際軍事裁判所が刑を宣告した者については、この権限は、裁判所に代表者を出した政府の過半数の決定及び日本国の勧告に基く場合の外、行使することができない。」

アムネスティ条項という国際慣習法があったからこそ、第11条がもうけられたのです。

『第二次大戦以前には、平和条約中にアムネスティ条項が置かれなくても、講和がもたらすアムネスティ効果には変わりがないとの考えが一般的で、戦争犯罪の責任を負う者も、平和条約中に特別の例外規定がない限り、講和成立後に責任を追及されることがないというのが、国際法学界の通説でありました。アムネスティ条項に関する以上の理解を前提とすれば、サンフランシスコ平和条約十一条の機能ないし役割は、おのずから明らかにされましょう。すなわち、十一条が置かれた目的は、この規定がない場合に、講和成立により完全な独立を回復した日本の政府が、国際慣習法に従って、戦犯裁判判決の失効を確認した上で、連合国側が戦犯として拘禁していた人々を――刑死者の場合はいたし方ないが――すべて釈放するかまたは釈放することを要求するだろうと予想して、そのような事態の生起を阻止することにあったのです。』(国際法学者佐藤和男青山学院大学名誉教授)

だいたい、「日本は東京裁判を受諾する」なんて大げさな話なら第5条の「日本国は、国際連合憲章第二条に掲げる義務、特に次の義務を受諾する。」と並べて第5条第二項もしくは第6条あたりに列挙されるはずである。
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/docs/19510908.T1J.html
それが第11条なんて中途半端な位置に置いていることもおかしい。

そのうえ「国際法では、国際協定中の不明確な条項はその条項を受諾した国に有利に解釈されている」のだ。
http://nomorepropaganda.blog39.fc2.com/blog-entry-1131.html
主権(日本)に不利な条項は狭く解釈されるのが国際法の基本原則なのです。

なぜ、このようなトンデモ解釈が「知識人」と呼ばれる人のあいだで横行しているのか?


朝まで生テレビの一場面(音声のみ)
古市憲寿も東浩紀も田原総一朗も

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アテナイ人諸君、こういう噂を撒きちらした、こういう連中がつまりわたしを訴えている手ごわい連中なのです。
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http://twilog.org/nomorepropagand

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