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東京裁判での東条英機に対する尋問  731部隊

フィーリーが東条に対して持ち出した最後のポイントも、大いに非難された問題だった。4月2日に行われた尋問である。
問 以下は目撃者の証言です。「(中国軍)兵士たちがその特殊な煙に接した時、一部の症状のひどい者たちは鼻や口から出血し、窒息して死んだ」。このくだりをあなたはどう説明しますか。
答 このくだりで言っているのは煙だけ。煙は国際法でも禁じられていませんよ。
問 しかし、彼らは死んだのです。
答 その通りだが、彼らは窒息したと言っている。彼らがガスのために死んだと言っているわけではありません。
問 鼻と口から出血しているというのは、何ですか。
答 それは煙のせいだ。彼らは空気が欠乏して死んだのだろう。この件について言いたいことがある。私の考えでは、これは有毒薬品ではなく、煙の使用だと言うことがはっきりしている。有毒薬品であれば、結果はもっと強烈でしょう。
問 あなたは石井四郎を知っていますか。
答 知っている。彼は陸軍の軍医中将でした。
問 石井中将が細菌戦に関して進めていた作業のことを何か知っていますか。
答 知っている。正確に言えば、彼は戦闘状況下での浄水問題を調査していた。彼の細菌学の知識は素晴らしかった。終始一貫して細菌学分野の調査を続けていました。
問 細菌を散布できる爆弾を作るという彼の実験の進捗状況について、報告を受けていましたか。
答 世界中の国々が細菌戦の実験を進めていることはわかっていた。そこで彼にこの分野の実験も行わせた。しかし、それは絶対に使用しなかった。細菌兵器は化学兵器と比べても大きな問題であり、それを使用することは断固禁じていました。
問 誰が禁じたのですか。
答 陸軍大臣の私が禁じました。
問 中国人に対する使用を許可したことがありますか。
答 いや、許可していません。
問 中国や米軍やロシアの兵士たちを使った、細菌の人体実験を許可したことがありますか。
答 いや、ありません。
問 石井中将の仕事の進展ぶりについて報告を受けていましたか。
答 一度聞いたことがあると思う。しかし、何回も聞いてはいない。というのも、そうしたものの使用を許可することに、私は強く反対していたからです。
問 あなたが野外の調査研究を支援していたのではないのですか。
答 そうです。情報部門から、この種の実験が世界中で行われていると聞いたからだ。けれども、実験と使用は全く別だと、私は強く言っていました。

以上、ジョン・G. ルース「スガモ尋問調書」p139より
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Author:ソクラテス太郎
アテナイ人諸君、こういう噂を撒きちらした、こういう連中がつまりわたしを訴えている手ごわい連中なのです。
そして、その連中というのは、嫉妬にかられて、中傷のために、諸君をあざむくような話をしていたわけなのであって、かれらのうちには、自分でもすっかりそう信じこんで、それを他人に説いているような者もあるわけなのですが、いずれもみな厄介至極な連中なのです。

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