ポール・クルーグマン 『日本はお金を刷っても停滞した経済を復活できない状況』
ポール・クルーグマン『さっさと不況を終わらせろ』(早川書房)p.51より
拙著『世界大不況への警告』を1999年に書いたのは、日本が既にお金を刷っても停滞した経済を復活できない状況に陥っていることをアメリカ人に警告するためだった。当時は、多くの経済学者が僕と同じ懸念を抱いていた。その一人は、今やFRB議長となった他ならぬベン・バーナンキだった。
では何が起きたのだろう?気がつくとぼくたちは、「流動性の罠」というあまり楽しくない状態にはまり込んでいたのだった。
拙著『世界大不況への警告』を1999年に書いたのは、日本が既にお金を刷っても停滞した経済を復活できない状況に陥っていることをアメリカ人に警告するためだった。当時は、多くの経済学者が僕と同じ懸念を抱いていた。その一人は、今やFRB議長となった他ならぬベン・バーナンキだった。
では何が起きたのだろう?気がつくとぼくたちは、「流動性の罠」というあまり楽しくない状態にはまり込んでいたのだった。
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