アメリカ留学時の鈴木和志氏(現明治大学教授)との共同研究成果が竹中氏個人の研究成果として発表された。
竹中氏はこの著作でサントリー学芸賞を受賞、新進気鋭のエコノミストとして評価された。
そもそも研究を主導したのは鈴木氏だったらしい。
鈴木氏は二人の名前で発表して欲しいと竹中氏にうったえたが、竹中氏は自分一人の研究成果として出版を強行した。
また、竹中氏の開発銀行の後輩研究者だった高橋伸彰氏は、自分が作成して論文で発表したはずのグラフが竹中氏の本に無断掲載されているのを発見した。


週刊文春 2014.5.8号
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