東京裁判における塚本浩次(事件当時陸軍省法務官)の証言
東京裁判における塚本浩次(事件当時陸軍省法務官)の証言
「私は松井軍司令官の命令を帯し、作戦要務令の指示する処に従い、
軍紀・風紀を破る者に対しては厳重にこれを処断し
余す所はなかったと考えて居ります。
各部隊としては上海派遣軍法務部が、余り厳罰を科し、
微細な罪をも究明する態度を非難することもあった程でありました。」
「罪種は主として略奪・強姦であり、傷害・窃盗は少なく、
それに起因する致死は極めて少なかったと記憶して居ります。
殺人も2、3件あったと思います。但し放火犯を処断した記憶はありません。
又集団的虐殺班を取り扱ったこともありません。」
「兎に角、上海派遣軍の法務部が取扱った事件・人名・処罰は
全て陸軍省法務局に報告しましたから、
それによれば判明するはずであります。
私の記憶では少なくとも120件位は確実に処断したと思います。」
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